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お盆もおわりました。
北海道から故郷宮崎にもどって1年以上たちましたが、だんだんと暑さにもなれてきました。
さて今日の診療をしていて思ったことは、歯と歯の間のカリエス(虫歯)の治療は難しいですね。当院では臼歯部のCR充填(白いプラスチック)は可能なぎりラバーダムを行って治療をしていきます。
水色のゴムがラバーダムです。きちんとした接着操作を口腔内で行うにはどうしてもラバーダムが必要です、しかし歯肉の下までカリエスが進むとラバーダムができなくなりCRも厳密にはうまくいきません、歯と歯の間という狭い空間にCR充填するのはかなり時間がかかり、回数を2回に分けることも、持論ですが時間をかけて悪くなった歯牙を短時間で修復するのは無理があると思っています。虫歯を完全に取り除くだけで60分かかることもあります。それくらい丁寧にやっても取り残しはあると思っています、取り切ったという判断は非常に難しいです。 あとCRを段差なく詰めることも非常に難しいです、いろんな方法を試し試し自分にあった方法を模索中です(終わりはないですが・・・)。
いろいろ書きましたが結論は
歯と歯の間にカリエスを作らないようフロスをしてくださいってことです。
歯ブラシや電動歯ブラシでも歯と歯の間の汚れは取れませんよ、フロスだけです。フロス・フロス・フロス 夢にでてくるまで言い続けます。
よい週末を・・・
お盆期間中です。 連休が続くとどうしても歯ブラシがおろそかになりやすいです。 当院の患者さんには歯科衛生士さんが徹底的に歯ブラシ指導をしていきます。 正しい歯ブラシのやり方や歯磨き粉の使い方を実践すれば虫歯や歯周病には なりにくい口腔内になっていきます(ほかの要素もいろいろとありますが・・・) 我々が患者さんに最初に求めるのは正しい歯ブラシを実践すること これ一点です。 正しい歯ブラシが実践できるとその後の治療の精度が劇的によくなります。 保険の治療でも自費の治療においてもまずは歯肉炎、歯周病の治療からです。 急性症状(痛いくてたまらないとか)がなければ大体2か月近く歯周病の 基本治療をおこなっていきます。 皆さんの歯周病の基本治療をお手伝いするのは歯科衛生士さんです。 そして正しい歯ブラシを一番知っているのは歯科衛生士さんです。 まずは正しい歯ブラシを歯科衛生士さんに習ってみませんか?